どうしても飼い猫を飼えなくなったときにすべきこと

猫との生活

猫に限らず生き物を飼うとき、基本的にはどんな理由があってもその命を奪うようなことがあってはなりません。

 

しかし、重度のアレルギーを発症してしまったり、仕事の問題で突然経済的に困窮してしまったりなど、どうしても飼えなくなってしまった場合、今まで家族として過ごしてきた猫をどうするのがいいか、それを考えることも非常に大切となります。

 

今回はもしも飼えなくなってしまった場合に飼い主がすべきことを紹介していきます。

 

道端や森に捨てる、保健所に連れて行くという選択肢は絶対に駄目

私が小学生の頃、公園や空き地の草の中に段ボールに入って捨てられている子猫を拾ったことがあります。

中には目も空いていない生まれたばかりの子猫がそのまま公園に放置されていたこともあり、小学生ながら拾ってきては親に怒られ、必死に里親を探し回りました。

 

時には動物病院の人に「拾ったからにはまた捨てたら駄目だからね!」ときつく言われたこともあります。

どんな理由であれ、ほっといたら死んでしまうとわかっていながら、外へ捨てるのは絶対にやってはいけません。

誰かが拾ってくれる、誰かがなんとかしてくれる、そんな考えを持ってるのなら生き物を飼ってはいけません。

 

また、保健所を動物を保護してくれる場所と思っている方もいますが、それは大きな間違いです。

毎年ペットの殺処分が大きな問題になって取り上げられています。

 

保健所という場所は捨てられたペットで溢れており、沢山の命を仕方なく殺してしまう場所です。

絶対に連れて行ってはいけません。

 

里親を探す選択肢

インターネットが普及してきた現代では沢山の里親サイトが存在します。

子猫でも成猫でも、様々な猫達が新しい家庭へ引き渡されています。

 

我が家の猫も里親サイトを通じて引き取りました。

しかし猫は環境が突然変わったりするとストレスで凶暴化したり、時には餌も水も飲まずに衰弱してしまうこともあります。

 

里親サイトを通じて引き取り先が見つかったとしても、猫にとっても相手にとっても相性が悪かった場合は、再度引き取って里親を探すことになりかねません。

 

なので「飼えなくなった」とわかった時点から、大急ぎで引き取り手を探して渡したら終わり、というわけにはいかないのです。

「飼えなくなった」のは人の勝手であることを理解し、慌てて探すのではなく、じっくりしっかり探さなくてはいけません。

 

どんな理由であれ、飼い主の選択肢によって一つの命が左右されます。

もしも自分がこの子の立場だったらというのを想像し、責任を持って里親を探してあげましょう。

 

どうしても今すぐにという場合は保護団体に連絡をする

地域によっては「どうしても事情があって飼えなくなってしまった猫」を引き取って大切に保護してくれる団体があります。

 

アレルギーが酷くて飼い主の命にかかわる、怪我や病気で長期入院することになったなど、やむを得ない状況下でしたら連絡してみるのも大きな選択肢です。

 

ただし、基本的にボランティアの団体なので飼い主の勝手でどんな猫でも引き取ってくれるわけではありません。

本当に緊急を要するのか、同じことを繰り返さないかを見極められます。

 

例えば去勢手術をしておらず、猫が増えてしまって飼えなくなった場合や引っ越しや結婚など、人間側の事情だった場合は拒否されることもあります。

 

それは里親サイトでも同様であり、同じような理由で繰り返し里親を探す人も少なくありません。

 

飼えなくなったらもう二度と飼ってはいけない

どんなに大事にしていた猫でも一度手放してしまったらもうその手には抱けません。

子猫は可愛いけど、大人になったらいらないなんて人も世の中には沢山います。

 

一度飼っていた猫を手放してしまったらそのときにもう飼ってはいけないと心に決めてください。

猫ブームの背景には何の罪もなく生まれてきた命が何もわからないまま私達の見えないところで消され続けています。

 

一緒に生活してきた家族をせめて次の家族に引き渡すまでどうか責任を持って行動してください。