ワクチンには、猫を感染症がら守る効果があります。
特に子猫は免疫力が低く、致死率が高かったり、後遺症が残りやすい病気になる可能性が高いので、ワクチン接種は飼い主の義務とも言えます。
猫の生育環境によって、必要とされるワクチンは異なりますので、適した内容を選択してあげましょう。
猫の混合ワクチン、飼い方によって選択肢があります
猫の混合ワクチンには、3種(コアワクチンと言います)から、7種混合までがあります。
生育環境によって、必要とされるワクチンは異なりますが、屋内飼育であれば、一般的には3種を接種することが多いです。
子猫のワクチンを接種するタイミングは母猫との関係によって異なる
子猫のワクチン接種のタイミングは、幼猫時に母猫と過ごしたかどうかで変わります。
人間と同様、母乳には免疫作用が含まれているため、母乳を飲んで育った子猫は生まれてから2ケ月程度から、飲まなかった子猫は1ヶ月程度から始めて、計2回接種します。
大人の猫のワクチン接種タイミングは特に決まりがない
大人の猫のワクチン接種のタイミングは、子猫と異なり特に決まりはありません。
但し、ワクチンには多少の副作用があるため、猫の調子がよさそうで、飼い主が接種後2~3日は様子を見ることができるタイミングが良いかもしれません。
その後は、生育環境によって異なります。
多頭飼いやペットショップを利用する場合は、他の猫から感染するリスクがありますので、年1回の接種が推奨されています。
混合ワクチンの値段は種類と病院による
飼い主にとって気になるのは医療費。
動物病院にもよりますが、3種の場合は5000円程度、7種の場合でも9000円程度のようです。
日本は他国に比べ、まだまだ猫のワクチン接種率が低いと言われています。大好きな猫ちゃんとの時間を長く過ごすためにも、定期的なワクチン接種と健康診断がおススメです。